高橋ダン

【手作りETF】高橋ダンおすすめETFジェッツ(JETS)を自作してみた


 

高橋ダンさんが長期投資としておすすめしている、アメリカ籍航空株ETFの「ジェッツ(JETS)」が日本の証券会社では買えなかったので、オリジナルのETF、名づけて「深海魚JETS」を作ってみました。

 

結論としては、航空関連銘柄でまだ回復余地の大きい個別銘柄4つを組み合わせることで本家よりハイリスクなETFを作ることに成功? しました。

こんな感じです。

 

 

【深海魚JETS】 

株価:255ドル
配当:0ドル
経費率:0%

深海魚JETSの内訳

銘柄 構成比率 株価 購入株数
デルタ航空(DAL) 30% 40ドル 2
アメリカン航空(AAL) 30% 15.82ドル 4
ユナイテッド航空(UAL) 30% 42.14ドル 2
スピリット航空(SAVE) 10% 27.67ドル 1

 

 

 

本家JETSを簡単におさらい

JETSってどんなETF

JETSとはアメリカ国籍のETFで、世界各地の国際旅客航空会社、航空機メーカー、空港、ターミナルサービス会社に投資できるETFです。

 

新型コロナウィルスの影響を最も受けた業種の一つが航空会社です。

 

価格:22ドル台

経費率:0.6%

配当利回り:0%

 

 

JETSのチャート

コロナの影響を受け、約30ドルから13ドル程まで一時期下がりましだが、2021年1月23日現在は値を戻し22ドル台で推移しています。

 

 

 

JETSってどこで買えるの?

現在、SBI証券・マネックス証券・楽天証券などの主要な国内ネット証券を調べてみましたが、購入できませんでした。

 

海外証券会社のIG証券とサクソバンク証券では購入可能ですが、投資金が少ない方や、国民健康保険料が爆増してしまうかもしれない個人事業主にとっては、海外口座はハードルが高いのが現状です。

 

 

なぜ、高橋ダンはJETSをおすすめしているのか?

 

高橋ダンさんの主張はシンプルで以下です。

  • いずれ新型コロナは収束するから、航空株の株価も回復するっしょ!
  • とわいえ、いつ収束するか分からないから、長期投資で毎月少しずつ積み立てるのがおすすめ!

 

 

JETSの株価がコロナ前の株価30ドルに戻るとすれば、2021年1月現在の株価は22ドル台ですので、あと35%ほどの上昇余地があるかも?ということになります。

 

 

JETSは本当に上がるのか?

 

JETSの懸念材料

  • 新型コロナがいつ収束するか分からない
  • 新型コロナが収束したとしても、以前と同水準に航空需要が戻るのかは不透明
  • いつか上がるとしても、いつ上がるか分からない航空株に限られた資金を拘束されるのはキツイ
  • っていうか、JAL買っちゃったから、これ以上航空機株買っちゃうとだいぶバランスの悪いポートフォリオになってしまう(筆者の声)、、など

 

 

本家JETSの構成銘柄

 

JETSの構成比率の上位8銘柄がアメリカ国籍で、この8社がJETSの約60%を占めています。

 

さらに上位4社(サウスウエスト航空・デルタ航空・アメリカン航空・ユナイテッド航空)で、全体の4割を占めています。

 

 

 

手作りETF(深海魚JETS)の作り方

 

国内証券ではJETSは買えませんが、個別の航空関連株は買えますので、個別株を組み合わせてオリジナルJETSを作っていきます。

 

航空株を買う根拠は「いつかコロナ前の水準まで株価は戻るはず」とします。

 

 

とすると、「下落幅=上昇余地」ということになるので、下落幅の大きい銘柄ほど上昇の期待が大きいということになります。

 

したがって、JETSの構成比率をそのままコピーするのではなく、コロナ前の株価と現在の株価を比較し、上昇余地がまだ残っている銘柄を選んで、さらなるパフォーマンスの向上を図ります。

 

 

  • コロナ前の株価を2020年2月20日を基準とする
  • 現在の株価を2021年1月22日とする
銘柄 JETS内の比重 下落幅(上昇余地)
サウスウエスト航空(LUV) 10.43% -16%
デルタ航空(DAL) 9.95% -32%
アメリカン航空(AAL) 9.26% -44%
ユナイテッド航空(UAL) 9.02% -47%
アラスカエアグループ(ALK) 4.47% -16%
アレジアントトラベル(ALGT) 4.39% +17%
スピリット航空(SAVE) 4.33% -33%
ジェットブルーエア(JBLU) 4.11% -27%

 

 

調べてみると、各社のパーフォーマンスには結構なバラつきがあることがわかりました。

 

「こんなこと調べて意味あるのかな?」って思いながら記事を書いていたのですが、思わぬ収穫でした。笑

 

 

手作りETF【深海魚JETS】の構成銘柄

 

銘柄選定の条件→JETSの構成比率上位銘柄の内、下落率が30%以上の銘柄だけ買う

 

深海魚JETS

銘柄 構成比率 株価 購入株数
デルタ航空(DAL) 30% 40ドル 2株
アメリカン航空(AAL) 30% 15.82ドル 4株
ユナイテッド航空(UAL) 30% 42.14ドル 2株
スピリット航空(SAVE) 10% 27.67ドル 1株

 

ということで深海魚JETSは「1株約255ドルくらい」

になりました。

もちろん、経費率は0%です、配当も0%です。

 

銘柄が増えると管理が面倒なので、銘柄を4銘柄に絞りました。

 

恐らく本家JETSよりハイリスクになってる気がします。

 

皆様、マネしないようにしましょう。

 

私は、毎月デルタ航空1株・アメリカン航空2株・ユナイテッド航空1株買って、2カ月に一度スピリット航空を買おうか検討中ですが、たぶん買わないと思います。

 

もし、買うとしたらアメリカ個別株の購入手数料が唯一無料になる、マネックス証券の一般NISA口座を使うかもです。

 

深海からは以上です。

 

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